行徳の祭りの幕開け「湊水神宮まつり」 -歴史と楽しみが交差する1日-

毎年6月の最終土曜日、行徳では祭りの幕開けが盛大に行われました。この日、行徳の町は江戸時代の賑わいを彷彿とさせるような活気に包まれました。

「湊水神宮まつり」は、江戸時代に「祭礼河岸」と呼ばれた場所で行われてきました。この地は、水産物や農作物が陸路で届き、船で江戸へと運ばれるための重要な出荷場所でした。また、行徳の水神宮は古くから漁師たちの豊漁や海難除けの守り神として崇められてきました。

まず、祭りの初めには水神宮での参拝をします。20分ほど並んで参拝を済ませると、参拝者には「おこもつ」と呼ばれるお菓子の袋詰めが配られます。子供も大人も、この心温まる風習を楽しみにしています。

「湊水神宮まつり」の醍醐味のひとつは、何と言っても露店です。100以上の露店が立ち並び、その様子はまさに圧巻です。普段は静かな湊の町も、この日ばかりは賑やかな雰囲気に包まれます。これだけの規模の祭りをひとつの自治会で開催する「湊自治会」の力は本当に素晴らしいものです。

地元の「湊はやし連」の皆さんも祭りの雰囲気を一層盛り上げます。演奏する祭り囃子は、なんと江戸時代に作られた太鼓も使用しているそうです。太鼓の体験会をしており私も参加しました。そのかん高い音色に心地良さを感じました。

来年の「湊水神宮まつり」は2025年6月28日(土)に開催されます。今年参加できなかった方も、来年はぜひこの歴史と楽しみが交差する一日に足を運んでみてくださいね。行徳の祭りは、地域の歴史と文化を感じながら楽しめる素晴らしいイベントです。皆さんも、ぜひこの特別な日に参加して、行徳の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

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